「しおかぜ」について
放送開始
2005年10月30日23時30分から
放送方法
開始当時は、英国の放送配信会社「VTコミュニケーションズ」(NHKの国際向け放送を配信している会社)に委託。
送信は英国から第三国の送信施設を経由して放送。
2007年10月29日より国内送信(茨城県古河市KDDI(株)八俣送信所)に変更。
放送目的
- 拉致被害者に対して日本で救出の努力をしていることを伝える。
- 北朝鮮当局に注意しつつ情報を外部に出してもらうよう伝える。
- その他、北朝鮮に関わる事について、外部からを情報注入する。
- 北朝鮮の体制崩壊時など情勢に変化が起きた場合、避難場所や緊急情報を伝える。(金正日死亡時に実施)
放送期間
基的には問題解決まで続ける。れば今後延長していく予定。
放送時間
当初1日30分で、23時30分から0時まで(毎日)放送していた。
資金・態勢等の余裕ができれば今後延長していく予定。
※現在の放送時間など、詳しくは「しおかぜ通信」をご覧下さい。
- 2005年12月 8日~ 毎日1時間30分に時間枠延長(23時00分~24時00分 04時00分~04時30分)
- 2006年 6月15日~ 時間枠変更(第一放送:午前5時30分~6時 第二放送:午後7時30分~8時)
- 2006年 7月10日~ 第二放送時間枠変更(午後10時~10時30分)
- 2006年10月29日~ 第二放送時間枠変更(午後11時~11時30分)
- 2012年 3月末~ 朝5:00~6:00 夜10:30~11:30(1日2時間放送)
- 2015年 3月末~現在 夜10:30~11:30(100kw) 深夜01:00~02:00(300kw)
周波数
現在は朝、夜各3波の周波数を使い放送している。
※周波数等しおかぜの詳細な情報は「しおかぜ通信」で。
朝(第一放送)
- 放送開始~ 5.89メガヘルツ
- 2006年 6月15日~ 9785キロヘルツ
- 2006年10月29日~ 9645キロヘルツ
- 国内(茨城県古河市八俣送信所)送信開始、JSRしおかぜへ
- 2007年 3月26日~ 6045キロヘルツ
- 2007年10月29日~ 5965キロヘルツ
- 猫の目作戦開始
- 2008年 3月31日~ 6045キロヘルツ
- 2008年 4月 9日~ 5965キロヘルツ
- 2008年 4月18日~ 6045キロヘルツ
- 2008年10月27日~
夜(第二放送)
- 2006年 6月15日~ 9855キロヘルツ
- 2006年 7月10日~ 9485キロヘルツ
- 2006年 7月10日~ 9485キロヘルツ
- 2006年10月29日~ 9730キロヘルツ
- 2006年11月11日~ 9950キロヘルツ
- 2007年 3月25日~ 9485キロヘルツ
- 国内(茨城県古河市八俣送信所)送信開始、JSRしおかぜへ
- 2007年10月29日 5985キロヘルツ
- 猫の目作戦開始
- 2008年 3月30日~ 6020キロヘルツ
- 2008年 4月30日~ 6005キロヘルツ
- 2008年10月26日~
聴取可能地域
北朝鮮全域を中心とした世界各地(日本でも十分聴取可能)
対象
北朝鮮に囚われている同胞すべて。
内容
当時○歳、現在○歳。」1日50人余の名前を読み上げ、5日間で一巡する。政府認定者の場合はデータの後に「○○さんは日本政府が認定する拉致被害者です」と入れる。
※上記以外の内容についてはスタートしてから検討していく。
※当初は日本語のみの放送とする。
2006年6月15日からの放送内容
第一放送(日本語放送のみ)
(1)拉致被害者・拉致の疑いのある失踪者の氏名等データの読み上げ
(2)ご家族からの手紙の代読
(3)ご家族の直接のメッセージの放送
第二放送
(1)朝鮮語・英語・中国語での拉致被害者・拉致の疑いのある失踪者のデータ読み上げ
(2)日本語・朝鮮語・英語での拉致問題に関するニュースと解説の放送
※2007年10月28日からはすべての放送が茨城県古河市にある八俣送信所から発信されることとなり、第一、第二の区別はなくなり、放送スケジュールも変更。
費用
毎日2時間放送で送信費用年間約1200万円。
その他、制作、運営費を含めて、最低でも1700万円は必要。大半を一般からのカンパで賄う。
2010年6月より政府広報の放送委託事業により、事実上の政府支援を受ける。
電波妨害への対応
基本的に電波妨害できる範囲はそれほど広くなく、国土をカバーすることは不可能である。
周辺地域で受信状況を常時監視し適時周波数変更で対応する。
2008年3月30日より、複数周波数による「猫の目作戦」を開始。現在は朝、夜各3波使用。
受信報告書
郵便振替用紙を使った1000円以上のカンパで、通信欄に受信データ(日時、周波数、受信状態など)の記載されたものに限ってお礼の文書を送付する。