【調査会NEWS3561】(R4.2.7)
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<歓喜の旋律>
荒木和博
昨日のニュースで書いた2月1日の旧正月慶祝公演ですが、あらためて労働新聞の記事を見ていてため息が出ました。
全部紹介しても仕方ないのでちょっとだけ。こんな感じです。
「朝鮮民主主義人民共和国国歌の荘重な演奏と序曲「正月の雪よ降れ」で幕を開けた公演で出演者は、半万年民族史にかつてなかった自尊と繁栄の時代を繰り広げ金日成・金正日朝鮮の輝かしい未来を確信をもって引き寄せる党中央に対する変わりない信頼心を歓喜の歌の旋律に込めた」
ここまで来ると、おそらく書いている方も現実などどうでもよく、ただ景気よく書きさえすれば評価が上がるということなんでしょう。逆に言えばこんな文章を書いている人間が、時代が変われば(場合によっては明日にでも)「金正恩を打倒せよ!」と叫ぶのかもしれません。
私たちの若かった頃、1980年代の初め頃まではまだ「マルクス・レーニン主義神話」のようなものがあり、「軍事独裁国家の韓国より発展する社会主義の北朝鮮の方が良い国だ」という認識が一般的でした。今大学の授業でそんな時代があったという話をすると学生は「このオッサン何を言ってるんだろう」という顔をして聞いています。
でも後から考えれば当時でもすでに韓国の方が経済力も自由度も上でした。そもそも北朝鮮の方が上だった時代というのは日本時代のインフラしかなかったときで、工業地帯が北朝鮮側に集中していたのですから当然です。別に彼らが努力してそうなったわけではありません。
もともと本来の金日成ではなかった祖父金成柱がスターリンの任命で金日成として指導者になったのが北朝鮮でした。「金日成」は政敵を皆粛清したあげく最後は自分が息子によって死に至らしめられました。そしてその息子金正恩は在日の母親が「金日成」から認められなかったために一度も祖父と会うことができませんでした。「白頭山血統」とかいうのもすべて虚構です。
おそらく現実には北朝鮮の旧正月は「歓喜の旋律」というより「寒気の戦慄」ではないのかなと思います。それに正面から向き合ったらやっていられないでしょうが。
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★2月8日(火)15:00 現場ライブ
・横須賀市・ペリー公園
・代表荒木・副幹事長杉野が参加
★2月11日(金)13:30 人権映画会(大府市主催)
・おおぶ文化交流の杜 アローブ(大府駅徒歩30分 大府市桧山町6-150-1)
・特定失踪者家族会吉見副会長が参加
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★2月17日(木)18:30 政経倶楽部名古屋支部例会(同会主催)
・ウインクあいち(愛知県産業労働センター 名古屋駅徒歩5分 名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL 052-571-6131 )
・代表荒木が参加
・事前申込が必要です
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★2月18日(金)19:00 「消えた核科学者」北朝鮮による日本人拉致の真の目的は何か(TANSA主催・YouTubeライブ)
・場所 武蔵野芸能劇場(三鷹駅北口直ぐ 武蔵野市中町1-15-10 Tel:0422-55-3500)
・代表荒木が参加
★3月13日(日) 14:00 RBRAシネマフォーラム 「めぐみへの誓い」上映会 in 奈良(予備役ブルーリボンの会主催)
・奈良県コンベンションセンター(近鉄新大宮駅徒歩10分 奈良市三条大路1-691-1 TEL 0742-32-2290)
・代表荒木が参加
・問合せ:吉本幹事(090-8371-9125・polepole204@kcn.jp)
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・代表荒木がキャスターをつとめています。