鉄パイプ【調査会NEWS3029】(R01.7.16)

【調査会NEWS3029】(R01.7.16) 

※このメールには返信しないで下さい。お問い合わせ等は調査会のアドレスcomjansite2003●chosa-kai.jpないし代表荒木のアドレスkumoha551●mac.com(●を半角の@に変える)までお願いします。 

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<鉄パイプ>

荒木和博

 先週の特別検証、富山石川県境でのアベック拉致未遂については被害者ご本人が同行してくれたため、当時の状況がより生々しく伝わりました。

 その中で印象的だったのが鉄パイプの話です。Aさんは襲われたのを振り切り猛スピードで車を飛ばしました。追ってきた車が見えなくなったとき走っていた国道の前方左側に入口の開いている倉庫が見えたのでそこに車を突っ込み、シートを倒して身を隠しました。そして倉庫の中にあった鉄パイプを拾って持っていたそうです。

 そのときの気持ちをAさんは「もし今度やられたら殺される。だからこちらから殺すしかない」と思ったと言っていました。その後宿に向かうときも、相手の車は先に行っているわけですから、やり過ごしたことに気づいたとすればまた待ち構えているかもしれない。もし出会ったら殺す、そうしなければこちらが殺されると思ったそうです。

 ご本人は当時二十歳、彼女(後の奥様)を隣に乗せており、何がなんでも切り抜けなければならないと思ったのでしょう。そして、相手を殺してでも自分と彼女を守るという強い意志があったことが助かった理由だと思います。

 やられたときに「話し合おう」とか「何が欲しいんだ」などと言っていたらおそらくその先の人生は全く変わっていたでしょう。調査会のポスターに顔写真が載っていたかもしれませんし、それすらもないただの失踪として片付けられていたかもしれません。いや、最悪の場合相手が「この拉致は失敗した」と思えば殺害され、後に遺体が上がって「心中」として処理されていた可能性もないとは言えません。

 逆に言えばその一瞬の判断の違いでその後の人生を滅茶苦茶にされた人も何人もいるのではないかと思います。Aさんのケースと同様、車を止められて拉致された可能性のある方々の顔が浮かんできてなんとも言えない思いにとらわれました。

 ともかく守るためには戦わなければなりません。それを再確認したのも特別検証の収穫でした。

 

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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) 

http://araki.way-nifty.com/araki/2019/06/post-6cc9b5.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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<特定失踪者データ> 

◎氏名:高見 到

◎よみかた:たかみ いたる

◎生年月日:昭和341959)年10月11日

◎当時の年齢:43歳

◎失踪年月日:平成15(2003)年10月5日

◎特徴:身長170センチ。体重60キロ。血液型B型。視力0.2程度 コンタクトレンズ、眼鏡着用。酒は飲む。無口で物静かだが仲間の集まりでは明るくふるまっていた。虫歯は一本もなし。趣味はオーディオでオーディオアンプも組み立てる。レアレコード等の収集。旅行。

◎当時の身分:デザイン技師(大阪府商工労働部・産業デザインセンター勤務)

◎最終失踪関連地点:兵庫県尼崎市

◎当時の居住地:兵庫県尼崎市

◎失踪の状況:5日午後3時すぎ、最寄り駅である兵庫県尼崎市の阪急塚口駅前の銀行で現金を引き出し、翌6日に大阪市内の職場を無断欠勤した。住居の室内には銀行通帳キャッシュカード、運転免許証、健康保険証、印鑑など全て置いてあり、持って出たものは普段使っている財布、私用の手帳、通勤定期券と思われる。また外出時は必ず使用していたがコンタクトレンズも残された通勤用かばんの中に入っており、室内で日常使用している眼鏡はなかった。母親の13回忌を12月に東京で行うことになっており、必ず上京すると言っていた。平成14年頃から大阪市立大学の教授と研究を行い、平成15年に大阪府の商工労働部の事業で採用された。4月から準備を始め、10月にスタートしたとき失踪。

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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

★7月17日(水)14:00「アニメ『めぐみ』上映会」(拉致問題対策本部・北海道庁・札幌市・救う会北海道主催)

・札幌駅前地下広場(地下鉄札幌駅と大通り駅をつなぐ地下通路のオープンスペース)

・調査会代表荒木・理事川田が参加

・問合せ 北海道庁国際課(道庁代表番号 011-231-4111)

※イベント自体は10:30に開会され14:00までは映画が繰り返し上映されます。

★9月8日(日) 14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)

・アオーレ長岡(長岡駅徒歩3分)

・特定失踪者家族会中村クニ幹事・調査会代表荒木が参加

・問合せ:中村三奈子さんをさがす会 090-4279-4724

★11月9日(土)「拉致問題講演会」(群馬県・救う会群馬他主催)

・館林市三の丸芸術ホール(館林市役所前バス停すぐ 館林市城町1-2   0276-75-3030)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 群馬県地域福祉推進室(027-226-2518)

★12月7日(土) 13:00「みやこ町人権のつどい」(みやこ町主催)

・サン・グレートみやこ(みやこ町役場斜向かい 福岡県みやこ町勝山黒田86-1 0930-32-5540)

・調査会代表荒木が参加

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・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 

副代表村尾がパーソナリティー 

インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。 

http://listenradio.jp

・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp 

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

<荒木著『北朝鮮の漂着船』(草思社刊)> 

・定価1600円(税別) 

<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)> 

・定価1200円(税別) 

<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)> 

・定価1000円(税別) 

<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)> 

・定価1800円(税別) 

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特定失踪者問題調査会ニュース 

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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

email:comjansite2003■chosa-kai.jp 

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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(郵便振替以外で領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128 口座番号4097270 特定失踪者家族会 代表者大澤昭一 

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