【調査会NEWS3565】（R4.2.15）
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＜田中1佐・植田1尉のご冥福をお祈り申し上げます＞
荒木和博
去る1月31日小松基地を離陸直後に墜落したF15のお二人のパイロットのうち見つかっていなかったお一人の遺体が一昨日発見・収容されたとのこと。田中公司１佐と植田竜生１尉のご冥福をお祈り申し上げます。また遺体の収容にあたられた自衛隊・海保など関係者の皆さんも真冬の日本海で大変だったと思います。ご苦労様でした。
小松基地は朝鮮半島の正面であり、平成11年（1999）の能登半島沖不審船事件の折はF15も飛び立って空中戦の手前まで行っています。今回は戦闘ではありませんが、厳しい任務に日夜従事するパイロットとそれを支援する方々に敬意を表したく思います。
12月10日、都内で開催された予備役ブルーリボンの会シンポジウムで織田邦男・元空将がこう話しておられました。
「私は自衛官として約40年間、国民を守る立場にありながら拉致被害者を救えなかったことを、本当に申し訳なく思っています。私事になりますが、横田めぐみさんが拉致された昭和52年、私はパイロットになる教育を終えて4月に小松基地（石川県）に赴任しました。当時は冷戦真っ最中で、1日に三度も四度も戦闘機に乘って飛んでいました。めぐみさんが拉致された11月も、おそらく私は日本海上を飛んでいたはずです。私が飛んでいたその下に横田めぐみさんが乗せられた船がいたかと思うと、心が締めつけられる思いがします」
当時の戦闘機パイロットに、拉致に関しては任務どころか情報すら与えられなかったことはある意味日本の異常さの象徴ですが、そのときも今も命がけで国を守っている人がいることを考えるとき、やはり「平和は守るものではない、守った結果が平和である」ということを再認識する次第です。
昨日はバレンタインデー、亡くなったお二人のご家族のことは存じませんが、ご無事であればチョコレートをもらって照れていたのかもしれません。あらためてこれまでの任務遂行に感謝し、御霊の安からんことをお祈り申し上げる次第です。
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＜調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント（拉致問題に関係するもの）・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等＞
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★2月17日（木）18:30 政経倶楽部名古屋支部例会（同会主催）
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・問合せ：山本幹事長（090-9185-3827 sunflowermichi1977@gmail.com）
★2月18日（金）19:00 「消えた核科学者」北朝鮮による日本人拉致の真の目的は何か（TANSA主催・YouTubeライブ）
・代表荒木が参加
★3月13日（日） 14:00 RBRAシネマフォーラム 「めぐみへの誓い」上映会 in 奈良（予備役ブルーリボンの会主催）
・奈良県コンベンションセンター（近鉄新大宮駅徒歩10分 奈良市三条大路1-691-1 TEL 0742-32-2290）
・代表荒木が参加
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