<調査会初の出版『拉致回廊 日本列島を行く』>
副幹事長 杉野正治
調査会として初めての出版を行いました。題して『北朝鮮 拉致と工作活動Ⅰ 拉致回廊 日本列島を行く』。紙の本は来週火曜日(14日)から、電子書籍は日曜日(12日)から発売になります(予約は現在でも可能)。執筆から編集まで1人でやりました。この2年にわたって「調査会ニュース」で配信してきたものを整理しまとめたものです。
被害者家族会の結成から25年、北朝鮮が拉致を認めた「9.17小泉訪朝」から20年、さらに年が明ければ調査会も20年となります。5名の拉致被害者とその家族の帰国以来、事態は全く進展していません。調査会も様々な活動を行ってきましたが、残念ながら被害者救出に至っていないのが現状です。
一方でこの20年間、私たち調査会の拉致に対する認識も大きく深まったとも言えます。そのうちの最も大きなもののひとつは、日本人拉致がかなりの場合で計画的であり、北朝鮮が行ってきた様々な工作活動と深く関わってきたのではないかというものです。こうした調査会スタート当初に抱いた疑念は、より確信に近づいていったと言えます。
本書は「北朝鮮 拉致と工作活動」シリーズの第1段として著したもので、今後第2段として、調査会特別調査班が調べてきた北朝鮮が長きに渡って繰り広げてきた戦後の対日工作活動(こちらも「調査会ニュース」で配信してきたもの)をまとめた続編を発行したいと考えています。
書籍版と電子書籍版Kindleで予約受付中です。
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(オンデマンド出版のため書店ではお求めになれません)
杉野正治著『拉致回廊 日本列島を行く』
◎書籍版2200円(本体+税)、6月14日~
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B37KWH2Y
◎Kindle(電子書籍)版(1400円)6月12日~
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